強いクライマーになる為のサプリ



このページを見ている方はすでにどっぷりとクライミングの道、岩道を進んでいる方々だろう。

いくつかの修練の段階を経て少しレベルアップに伸び悩む頃、多くのクライマーが手を伸ばすのが、サプリである。その頃には週3〜5回ほどのトレーニングを行なっており、
その生活はさながらアスリートのよう...かもしれない。ジムで登っているあのライバルも、隠れてサプリを取っているかも。




多くの活躍するトップクライマーも様々なサプリを使って、身体作りを行なっている。激しいトレーニングで使われた栄養を、一般的な食事だけで補うのは難しい。皆さんが思い描いている以上に、クライミングによる激しい運動により、身体は消耗している。ここでは、幾つかの基本サプリを紹介していきたい。



【プロティン/タンパク質】


まずは、強靭な体を作り上げるのに必要なプロティンである。ドラッグストアでは大体どこでも、さまざまなブランドのものが並んでいる。そして様々な味(チョコ、イチゴ、クリームなど)をお楽しみいただけるだろう。プロティンを飲む理由はいくつかあるが、


1つはトレーニングによる筋肉痩せを防ぐ為である。

激しいトレーニングをすればそれだけ筋肉がつくかというとそうでもない。筋肉を大きくするのに必要となる栄養素を取らなくてはならない、それがタンパク質(プロティン)である。タンパク質が多い食材としては牛・豚のヒレ肉、鶏ムネ、ささ身、サバ、サケ、マグロなどが挙げられるが、常に必要なタンパク質量を補うだけの食事を用意するのは、なかなか難しい。

ザバス ホエイプロテイン


プロティンを飲むもう1つの理由として、

トレーニングからの回復が早くなるというものがある。
トレーニング後の筋肉はズタズタになっている。その分断された筋肉をつなげてゆくのがタンパク質の役目である。トレーニング後にタンパク質摂取量が少ないと、それだけ筋肉の回復は遅くなってしまう。

また多くの市販されているプロティンには日常生活で不足しがちな様々なビタミンが含まれているので、健康な体作りにも良い。ただ、プロティンの摂りすぎは脂肪になってしまい、「体が重くて登れない」ことにもなりかねないので気をつけましょう。トレーニング量に見合っただけの分量を心がけましょう。 




【アミノ酸/BCAA】


プロティンが筋肉を作り上げる栄養素であるのに対し、エネルギーを作り出すのに重要な栄養素がアミノ酸である。「パンプアップしてすぐによれちゃう」とか、「あと一手の課題が落とせない」というクライマーには是非BCAAを試していただきたい。BCAAとはBranched Chain Amino Acidsの頭文字で、分岐鎖アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンのことを指す


バルクスポーツBCAA 


BCAAは筋肉のエネルギー消費を抑え、集中力の向上にも役立ちます。また、トレーニング後の回復の促進もしてくれます。

プロティン飲用後の効果が2時間くらいから始まるのに対し、アミノ酸サプリの効果は飲用後30分程度で始まるため、トレーニング開始の30分前に摂取することにより、いつも以上のパフォーマンスと集中力を得ることができます。
またトレーニング中こまめに、トレーニング後摂取も効果抜群です。

市販のものには粉末のものと、カプセル状のものがありますが、飲みやすさの点からカプセル状のものをおすすめします。(アミノ酸は水に溶けにくいため)


【グルコサミン・コンドロイチン】


最後に紹介するサプリがグルコサミン・コンドロイチン。この言葉に聞き覚えのある方は、中高年の関節痛に効くサプリでは?と思われるかもしれないが、実はクライマーにも必須サプリです。

「スローパーを持っている時に、なんだか手首に違和感を感じる」「トレーニング翌日、翌々日に指が硬くなって広がらない」そんな症状をもつクライマーの方がも多いのでは?

グルコサミン・コンドロイチンは軟骨の生成に役立つサプリである。手首、指を含む関節痛の大きな原因は軟骨の消耗による炎症です。

クライミングでは腕の力を極度に使うので、関節部分にも必要以上の力が加わります。それによって、軟骨が消耗され炎症を起こし、「そんなに痛くはないけど違和感がある」、「テーピングをしないと登れない」という症状が現れます。軟骨が消耗された状態でクライミングを続けていると、さらに悪化して「痛くて登れない」ということになりえません。

そんな消耗された軟骨の回復に役立つのがグルコサミン・コンドロイチンのサプリ。トレーニング後、食後などに必要量を摂取してケガの予防に努めましょう。


今回紹介した3つは基本的なサプリです。トレーニング頻度の高くなってきたクライマーにはケガの予防策としても是非試していただきたい。ケガの予防は強くなるための最も近道です。