ついに判明、真の保持力とは!?



ジムや外岩で登っていると、「あの人、保持力すごいな」とか普通に使ってしまいますが、一体クライミングの「保持力」ってなんなんでしょうか?

以前、岩道なりに考えて導き出したのが、「あるホールドを持っている状態から、次のムーブに移動するときに使う筋力なのでは?」なんかと漠然と考えていました。

あれから時はたち、登れるグレードも変わり、徐々に「真の保持力」の意味がわかってきたような気がしています。



真の保持力とは、ズバリ「指の第一関節を曲げる力」だと思います。
そして、それは「鼻をホジホジするときに使う力です!」というのは冗談にしておいて...


これに気づいたのは、5段を登る超強強クライマーの登り、ホールディングを見ていたときに気づきました。カチ系の薄いホールドでも、スローパーやピンチでも、どうも持ち方/ホールディングが他のクライマーと少し違うように見えたのです。

どんな持ち方をしても、どこか指が立っているというか、ホールドを握り潰すような持ち方をしていたのです。そこで「あのホールドどうやって持ってるんですか?」とホールドの仕方を見せてもらうと、クニュクニュと指の第一関節を起用に曲げていたのです。それを見たとき「マジか!!」と唸ってしまいました。。。

かつて、安間佐千さんが自身のトレーニングを語る際に、手を握った状態から、指を外側に腕に近い関節から開いていくトレーニングの話をされていました。手を握り込む筋肉だけでなく、手を開いていく指筋も必要だと...で、その後に「実は僕、指の第一関節だけ曲げれるの得意なんです」という話をされていた。

その強強クライマーの手を見たとき、「あ、これだ」と閃いたのです。保持力が問われる極薄ホールドや激悪スローパー、そんなときに一番手の中で負荷がかかるのが指の第一関節周辺だと思います。そこを、人よりも折り曲げることができたら、指の腹、手の腹が浮かずに第一関節だけを握りこむことができたら、どれだけ力強くホールディングできるでしょうか。

そう、あの鼻の穴の奥に詰まったハナクソ野郎を掻き出す、第一関節の掻き込み力、それこそが「真の保持力」の正体だと悟ったのでした。

で、実際に自分で指の第一関節だけ曲げようとすると、他の関節がつられて曲がってしまいます。つられて曲がってしまうと、ホールドとの間に隙間が生まれ、うまく保持しきれません。で、岩道が保持力アップのために始めたトレーニングがこちら。


「真の保持力トレーニング」

1)まずは机など平らな場所に手のひらを下にしておきます。
2)指の第一関節のみ、机の端から外にはみ出させます。
3)その状態でもう一方の手で第一関節以外の関節を押さえつけます。
4)机からはみ出した第一関節のみを100回くらい続けて曲げます。このとき、できる限り他の関節を曲げないように気をつけます。


こうすると、前腕あたりの筋が動くのが感じられると思います。その筋周辺にこそ、「真の保持力」が宿る可能性が眠っているのではないでしょうか!?

皆さんもお試しアレ〜 ホジホジ。。。