笠間ボルダーでまたチッピングか?!

日本フリークライミング協会は、茨城県笠間ボルダーの石器人スラブにおいてチッピングされた可能性があるとの情報をFacebook上に投稿した。これは東京都在住Tさんからの情報で、日本フリークライミング協会現地スタッフが近日中に現地調査を行うとのこと。以下、その投稿の内容です。





笠間では以前よりQ番(2段)でチッピングの報告などがされていた。それにしても、年末年始/クリスマス周辺など多くのクライマーがエリアを移動する時期にチッピングが多数報告されていることが残念でならない。

クライミング、岩登りというのは人々の浪漫なのです。それは登りたい岩、課題への情熱であり、そこにいかに労力と時間をかけ、自らの変化、自らの向上を楽しむかという浪漫(憧れであり、空想)なのです。確かに「登る」ことを楽しむスポーツであるのですが、その浪漫は「登れない」時期にしか存在しないものです。登れてしまった時点でその岩に対する浪漫はふっと消えてしまい、また別の岩や課題への浪漫へと変わっていきます。

クライミング、岩登りとは「登れない」ことをも楽しむことができる、そんな素晴らしい浪漫なのです。そして、無心で必死に、自らの限界を高めながら登った課題の記憶は「あなたのクライミング人生の糧となり、あなたをずっと支えてくれるでしょう」。

そんなクライミングの最も面白く、楽しい部分、「登れない時期」をチッピングによってないがしろにしてしまうなんてなんて勿体無いんだろうと思います。全国に現れているチッピング犯はクライミングの本当の面白さ(登れない面白さ)を理解していないのでしょう。残念です。

もしかしたら「このスラブはみんながトライするうちにフットホールドが欠けて小さくなったんだな」なんて思ったのかもしれません。自分には登れる実力があるのに登れないのはおかしいと。いえ、欠けているのはフットホールドではありません、欠けているのはあなたの技術と忍耐力です。


何を急いでいるのですか?
何に追われているのですか?
岩はもう数万年も前からずっとそこにあります、
10年後に帰ってくれば良いのです。



そして、日本のクライミングチョークブランドの皆さん、ぜひカラーチョークを出してください!こんなに色々な種類のチョークがあるのに、カラーチョークが出てこないなんておかしいですよ。自然の岩場に白色は強すぎます。少しでも岩の色味に似たものを出してください。そうすれば、日本の岩場も少しは見た目が良くなります。